【どこでもドアきっぷ】高知・四万十・直島の旅(2泊3日)
どこでもドアきっぷっていうかつてないコスパのよいきっぷがある。
2日間乗り放題で12,000円(JR西日本管内のみ)
3日間乗り放題で18,000円(JR西日本、四国、九州)
何がよいって新幹線含む特急の自由席乗り放題で指定席も6回までなら乗車可能っていうとこなんですよね。
東は富山から南は高知から鹿児島まで行けるっていう。
そんな機会ないから鉄道で行きたかった四万十+αに行ってみた話。
まずどこでもドアきっぷの購入は7日前までにネット予約が必要。かつ2人以上での利用が最低条件。
指定席の確保は事前にネットor発券後はみどりの券売機でのみ取り扱う、発券もみどりの券売機のみ。要はみどりの窓口を一切介さない発売スタイルなのは留意点。自由席に乗る場合は追加で何もせずそのまま乗ればオッケー。目的地だけ車掌に見せるときに伝えてあげてください。
そんなこんなで新大阪のみどりの券売機で発券。星の数が指定席を使った回数ね。最初に発券したときはネットで3回予約しといて、帰りに2回みどりの券売機で指定席を予約した。結果的に1回枠としては余らせてしまったわけですが。
これと駅レンタカーの割引券とかが出てくる。在来線だけじゃなくて新幹線の自動改札も指定席の発券関係なく、これ1枚でスーッと通れるので便利。高松と高知と姪浜の自動改札だけなぜか通らないので注意。新大阪のJR東海の新幹線改札も通る。新大阪〜東京はどこでもドアきっぷ使えませんが。
どこでもドアきっぷの注意点はこれくらいにして、旅の記録へ。
まず大阪から四万十に行くだけで5時間、6時間かかる。ほぼ移動だけで1日終わってしまうので、途中高知によってお昼は高知で食べることにした。
高知駅。
歩いて15分くらいかな、ひろめ市場へ。
1回高知には来たことあってんけど来れてなかったからぜひ来たかった場所。
東南アジアのマーケットみたいな感じやけどいろんな店のをごっちゃに食べれるのがよい。
カツオのたたきと中トロと餃子と。お昼から最高かな。
高知からは特急のあしずり号に乗って四万十市の中心部中村へ。
JR四国の区間は窪川までなので窪川から中村まではどこでもドアきっぷの対象外。車内での購入が必要。
関係ないけどJR四国の車掌はむっちゃ働く。
使用済みきっぷの回収は駅員がするかおらんなら駅の自動改札なり集札箱なりにつっこんどいてってなるのにJR四国の車掌は自分で集める。
駅の出口が先頭寄りに近ければ、わざわざ先頭まで行って、運転士の真後ろで放送とドア扱いしてまできっぷ集める。
ほんまに拍手を送りたい。
窪川から乗ってきた土佐くろしお鉄道の車掌に車内補充券切ってもらった。
そんなこんなで中村へ。割と今回の旅で中村駅を見ることはひとつ大きな目的だったから写真を夜と翌日の昼で撮りまくった。
2010年にリノベーションしていて世界的にもたくさん賞を授与されているらしい。地元の木を使ったりして暖かみのある駅になっているとのこと。
イチバンセンの川西康之さんはおそらく日本において水戸岡英治さんの次くらいには鉄道における有名なデザイナーでそういう人がローカル線の駅というものを再定義したというところらしいんだけども、写真で見るだけではその意味がよく分からなくて、ぜひ生で見たいと思っていた。
結局改札や窓口という概念を取っ払って駅というものをどう定義するか、今回の例であれば、きっと人が集まる場所ということを定義し直したんじゃかいかなと。
鉄道利用する人だけじゃなくてお見送りする人迎える人、なんとなく見たい人、あるいはそもそも自習室とか雑談スペースとして使うみたいな。そこに新たなビジネスチャンスが生まれる必要は当然あるんですが。
とはいえ事前の煽り文句がすごかっただけにそこまで画期的かと言われると正直うーんっていう感じではあった。
中村駅について書きすぎましたが、そんな感じで中村駅に着いて1日目は終了。泊まったゆうべ亭というお宿がすごいよかった。
そんな感じで2日目。今日の目的は四万十川の清流を満喫すること、沈下橋を訪問すること。そのためにサイクリングすることにした。
まず中村駅前の観光案内所で自転車を借りる。
マウンテンバイクスタイル。5時間で1000円。go toの地域クーポンで実質無料。荷物も預かってもらえる。
こんな感じで地図ももらえた。道としてはシンプルで非常に走りやすい。少しアップダウンもあるので電動かマウンテンバイクとかの方がいいと思う。
ゆうべ亭のオーナーが三里沈下橋がオススメって言ってくれたので、そこをゴール地点にした。多分10kmくらい。
ダラダラ写真撮ったりお昼食べて、ちょうど4時間半くらいで自転車は返せた。
朝ごはん食べてなかったのでパンのピノキオへ。
おいしい。ボリュームたっぷりのコーヒーが100円とかでとても安い。オススメ。
後は自転車漕ぐだけ。
佐田沈下橋。
最も下流にある橋で観光客も多かった。
三里沈下橋。
かなりオススメ。観光客もかなり少ない。SUPとかもやってた。
お昼は郷土料理花ぜん。
四万十うなぎと鯖寿司。
そんなこんなで四万十を満喫して、次は高松へ。中村から4時間。さすがにしんどいかな。笑
振り子式の特急でカーブのときに車体が傾く&山間部でカーブが多いから割と酔うんですよね。
夜は高松でうどん食べて終了。
翌日は直島に行くことに。
その前に泊まった高松でモーニング。
Bostonっていうカフェ。オシャレ。
直島でのランチ場所悩みそうやったからルレーヴっていう高松のパン屋さんで先に調達した。
後は高松港から高速船で直島の宮浦港まで行ってレンタサイクル借りて島内を一周。
以前も書いたことあるので、内容は割愛。
ひとつ言えることは絶対電動自転車のレンタサイクルでまわるべきだし、そうしたいなら事前予約必須。
今回も事前予約してない人は全部出払ってて爆死してた。
写真はわざわざ載っけないけど赤かぼちゃ黄かぼちゃも撮った。
四国にはまだまだ祖谷のかずら橋とか行ってみたいところたくさんあるし、まだまだ開拓していきたいなあ。
とりあえずどこでもドアきっぷで四国or九州行くのはとてもコスパよいと思います。
おしまい。