【一人旅】ベトナム(ムイネー、ホイアン、ホーチミン)3泊5日
2018.3.27~3.31
フォトジェニックなベトナム旅。
28日 ムイネー→ホーチミン
今回の旅の目的は
①ムイネーでホワイトサデューンとレッドサデューンを見ること。
②ホイアンで映えなランタン祭りを体感すること。
③サイゴンで東洋のパリを体感すること。
関空からホーチミンへはベトナム航空の直行便。直行便のありがたみ。
お昼過ぎにはホーチミンに到着。
ベトナムで行きたい一つにムイネーがあったけど、調べても日本語訳のサイトがほぼない。シンツーリストバスっていうのでムイネーまで行けるっていうのは分かったけどそれに乗ろうと思うと、時間の都合上どうしてもホイアン行きに支障が出てしまう。
仕方ないから英語で無理矢理調べたらフーンチャンバスっていうバスだとちょうどいい感じの時間で行けるっていうことでほぼ情報がない中、フーンチャンバスのチケットセンターまで行ってみる。
ベトナムのタクシーはメーター制やからすごい楽。通貨の単位大きすぎて、結局支払いは手間どってんけど。
自分の英語力のなさでなかなか意思疎通に苦労したけど、なんとかムイネーに行けるみたい。宿を伝えておけば、その宿の近くで降ろしてくれるって。なんと良心的。
チケット取って1回ハイエースみたいなバンに乗って、大通り沿いの停留所まで連れて行かれた後、オレンジのフーンチャンバスに乗り換え。
ベトナムの長距離バスのいいところは足が伸ばせて、ほぼ寝てるような体制で過ごせるところ。2段式になってて一定の容量も確保してる。日本の夜行バスにもいいと思うねんけどどうでしょうか...
途中でサービスエリアというか、ドライブインみたいなところで休憩もはさみ...
確か16時くらいに出て日変わるくらいにムイネーに着いた気がする。
遅い時間やけど店もいっぱいやっててにぎやかな感じ。治安もよさそうやった。
予約してたムイネービルズバジェットホテルへ。
このホテル選んだ1番の理由がホテル主催でツアー開いてくれてるかつ行きたいところ全部押さえてくれてるよくばりツアーがあること。
チェックインと同時に申し込んで、明日に備える。
部屋は男女混合のドミトリーやったけどお疲れなのかえらい静かで拍子抜けした。
翌日4時くらいに起きてツアー参加者集合。全部で2~30人やけど基本欧米系。韓国系3人、日本人1人みたいな。
薄暗い中。ホワイトサデューン行って、夜明けを待つ...
砂丘の向こう側から太陽が昇ってくる感動、朝イチの誰もいない風紋ができた砂丘をジープで段差をおもいっきり駆け抜けていくスリル。
旅行に求めてる刺激が詰まってる感がして最高だった。
同じ地域なのにこんな地質が違う不思議。
さっきのホワイトに比べたら明らかにレッド。
後は渓谷だったり、
漁村見させてもらったり
してツアーは終了。
ホーチミンまでのバスはシンツーリストバスにすることにしたけど、時間に余裕があるので、ブランチがてら休憩。
もともとムイネーっていう街はホワイトサデューンとかがメインではなくて、海辺のリゾートの街なんだけども、これぞバカンス。
欧米人が言うバカンスっていまいちよく分かってなかったけど、長い休みを同じところで過ごすのってつまらなくないのかなとかって思ってたけど、今なら分かる。
何もしない贅沢、何も考えない贅沢。おいしいもの食べて、眠くなったら昼寝して、涼しくなってきたらお散歩して。それが最高の贅沢なんよね。ほんのちょっと分かった気がした。
その後はバスでホーチミンまで戻り、バザールによって、ご当地のカップ麺で晩をすませて2日目おしまい。
3日目。
朝からがっつり。物価安い、暑いからのど乾く、おいしいゆえにどんどんお金使ってしまう。
100%ジュースもベトナムコーヒーも堪能したところで、
ダナンまで国内便で行って、空港から送迎でホイアンの宿まで。
着いたのが夕方くらいでほんまにいい感じの時間帯。
街がお世辞じゃなくテーマパーク。
こんなところに生活が古来から息づいてるっていうのがすごい。
リバーサイドのカフェレストランでココナッツジュース飲みながら日が暮れるの待つ。
うまいこと表現する言葉があればいいんやけどやっぱり「映え」って表現になってしまうんかな。なんかチープになってまうけど。街が華やかでお祭り気分で、でも時の流れはゆっくりで、「あの世」みたいだった。
翌日の朝に早起きして、もう1回街をお散歩してみたら祭りの後の静けさって感じだった。夜になればまたお祭りが始まるんだろうけど、その静けさも朝の散歩に心地がよかった。でももう1回あの夕方のもうすぐ祭りが始まるみたいな感じも味わいたかったな。毎日いれたら楽しいかもしれない。そういう意味ではやっぱりホイアンはあの世だ。
お宿に別れを告げてダナン空港まで行ってホーチミンまで戻る。
寄ったのは南ベトナム当時の大統領官邸。
独裁者の豪華絢爛さとその独裁者の最後が迫ってる緊張感が両方残ってるような空間は今までに味わったことがなくて、(もちろん日本の城郭とかは両面を確かに残してはいるけれど、近現代史って意味ではないんじゃないかなって)、すごい考えさせられた。どういう気持ちで日々過ごしてたんやろうとか、勝つ方法はなかったのか(歴史的にはなかったんだろうけど)とか。歴史好きやから思いを馳せるのがすごい楽しかった。
最後はベトナムらしいものを怒濤の体験をして、こういう共産主義国家みたいなスローガンを見つけて満足して、
ベトナムコーヒーを買って、帰国の途に着いたわけですが。
勝手なイメージやけどベトナムってもっと途上国のイメージがあってんけど思った以上に発展しててカルチャーショックがなかったからそういう意味では少し残念だった。
カルチャーショックを受けたいと思って旅行してる面もあるので。
でもビルもどんどん建って、日本にはないこれから発展していくぞみたいな熱気があってそういう熱気を肌で感じられたのはよかったな。生まれてから今の日本でそういう空気になったことないから。
鉄道の建設も日本の協力で進められてた。ベトナムの交通事情の悪さ見ると大量輸送できる鉄道の偉大さを改めて実感した次第。
次はダナンとかハノイとか北にも行けるとよいかな。